すっかり暑い夏がやってきましたね。
オリンピックも夏休みも近づき、みなさんワクワクしていることと思います。しかし、世間を騒がせているコロナウイルスのこともあるため、あまり大々的に外出するのは難しいですよね。では、感染リスクを少なくしつつ何か新しいことができないか…
そうだ!!保護猫活動をしよう!!!
ということでこんにちは。今回は保護猫活動ってどんなものがあるのかざっくりとみていこうと思います。
⒈保護された猫を預かる
“ずっと飼ってあげることはできないけれど、せめていい飼い主さんが見つかるまでは…”
これは一番イメージがしやすいと思います。発見された方が保護される場合もありますし、別の方に委託される場合もあります。
このあとの“新しい飼い主を探す活動”については、個人が保護しているか、保護団体が保護しているかで変わってきます。
個人が保護している場合には、ご友人や知り合いの方、または張り紙や譲渡会などで探される場合が多いです。そして個人間で受け渡しが行われます。
保護団体が保護している場合も、団体のお知り合いの方、または募集をかけて譲渡先を探されます。そのあと、受け渡しに際してチェック(猫を飼ってもいい場所など)や、条件(去勢避妊手術は必ず実施するなど)の提示、誓約書の署名などがあります。
これをみて「保護団体めんどくさいなぁ」と思われる方もいると思いますが補足をします。信じられないことですが世の中には猫が好きでない人がいます(ほんと信じられませんよね!)。それだけならいいのですが、虐待をする心無い人もいるのです。
保護した猫が虐待されて亡くなったなんてほんとに悲しいですよね。それは防止するためにはある程度厳しさも必要だと私も思います。そこは猫さんのためにもわかってほしいです。
ちなみに私は何度か保護猫お預かりしていますが、毎回泣きます。寂しすぎて…
また、金銭的な負担(ケージ、ごはん、ワクチンなど)も発生します。猫さんによっては病気になっていて治療費が必要になってくることもあります。
⒉保護された猫の“新しい飼い主”になる
“保護された猫に新しい安心できる場所になる”
これもイメージしやすいと思います。ただしさっきも書きましたが、保護猫団体からの譲渡の場合にはチェックや条件などがあることも意識しておきましょう。
ご友人・お知り合いからの紹介、都道府県・市町村の施設、保護猫団体が企画している譲渡会などから譲渡されます。
また、注意点として、猫は“生き物”です。“物”ではありません。しっかり考えてから飼うようにしてください。
飼い方などについても後日記載するつもですが、お急ぎの場合は別のサイトなどで各自調べていただきますようお願いします。
⒊保護猫の「保護先」「譲渡先」を探す
“新しい場所を探す。とても重大な役目”
これはあまりなじみがないと思います。昨今ではほとんど“特定の個人”や“団体”がされています。これをしようと思うと、経験が必要になってきます。そのため、基本的には団体に所属してもらって力を蓄えてからしてもらうことになると思います。
ただし、ご友人やお知り合いの方の譲渡先を探すのは個人でもできますし、最近はインターネットで探す場合もありますので興味がありましたら調べてみてください。
⒋保護猫の保護・捕獲
“巧の技”
これは職人技です。素人は手をだすのをやめましょう。私は5年動物に携わっていますが、成猫を捕まえるのはできません。ベテランの方でも難しいときは捕獲機を使われます。
また、難しい点として、“本当にその猫が保護されるべき対象か”ということもあります。外飼いで猫を飼われる方もいるためその判断はけっこう難しいです。
⒌寄付
“あなたの100円が猫を救う”
「うちは猫を飼えないから何もできないな!」と思われたそこのあなた!できます!10円でも100円でも寄付をお願いします。
保護はけっこうお金がかかります。
必須のものとして、ケージ、予防薬(外部寄生虫)、ごはん代、ワクチン代、場合によっては、病気の治療代や去勢・避妊手術代(これが高い!)がかかります。これが1匹だけであればまだいいのですが、保護されている方は複数保護されている方が多く、その額はすごいことになります。
少しでもその負担が減れば助かる命も増えてきます。
ただし、しっかりしたところに寄付するようにしてください。活動内容自体が鮮明なところに寄付するのがもっともいいでしょう。
⒍保護猫活動自体に興味をもつ
“ここまで読んでくださったあなた!すでに保護猫活動の一旦を担っています!”
なにごとも興味をもつこと、知ることがまず最初の段階です。ここまで読んでくださった段階であなたはすでに保護猫活動家といえるでしょう!動き出しましょう。
まとめ
今から保護猫活動をされよう!と考えていただいた方は、お近くの保護団体、市町村の担当課にお問い合わせしていただけくのがわかりやすいと思います。お近くのそういう団体を調べること自体も保護猫活動の第一歩になります。
この記事がみなさまの猫ライフの一助になれば幸いです。
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